図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、冬は人間も冬眠したらいいのに…と思っている、万年眠太郎です。
今回紹介するのはこの一冊!
書名:『絵本をあなたに贈る』
著者名:高村 志保
出版者/出版年:河出書房新社/2023.08
ISBN:978-4-309-03126-2
読書を好きになるきっかは人それぞれだと思いますが、親に絵本を読み聞かせてもらっていて、幼い頃から読書が身近な存在であった人もいるのではないでしょうか。
かく言う私も幼い頃、寝る前に絵本を読み聞かせてもらって、そこから読書が好きに…と言いたいところですが、残念ながら違います。
私自身は小学生時代に図書館や図書室に通うようになり、本の虫になりました。手に取る本は児童書ではありましたが、小学生の私にとって絵本は読み物としては幼過ぎて読書の対象にはならず…。
絵本に触れるようになったのは、図書館に勤めるようになってからです。絵本は子供が読むもの、と漠然と思っていましたが、とんでもない!なんと面白いのでしょう!なんと奥深いのでしょう!今ではすっかり、好きな絵本作家さんの展覧会に足を運ぶまでになりました。
そんな、魅力ある絵本をはじめとした児童書を数多く紹介しているのが本書。ただ紹介しているだけでなく、茅野市の書店店主である著者の幼い日々の記憶、人との出会い、絵本との出会いとともに綴られていて、エッセイとしても楽しめます。春日部図書館に所蔵している絵本や児童書も多数登場していますよ!
春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください!