風のローラースケート
安房直子/作 福音館書店 913.6ア
とうげの茶店の主人、茂平さんがベーコンを作っていると、二ひきのいたちに声をかけられました。茂平さんは、一切れずつ分けてあげる約束をしますが、一ぴきにベーコンをまるまるぬすまれてしまいました。追いかける茂平さんに、もう一ぴきのいたちがわたしたものは…。
がむしゃら落語
赤羽じゅんこ/作 福音館書店 913.6ア
五年生の岡本雄馬は、クラスのいじめっこたちの作戦に乗せられ、特技発表会で落語をやることになってしまった。雄馬は学級委員長でゆう等生、人を笑わせるなんて得意じゃない。仕方なくわか手落語家の笑八に弟子入りするが、笑八はぐうたらでたよりにならない。
狛犬の佐助 迷子の巻
伊藤遊/作 ポプラ社 913.6イ
明野神社の2頭のこま犬には、150年前の石工、佐助とその親方のたましいが宿っている。佐助は最近、お参りに来る大工の耕平が気になって仕方ない。親方におこられながらも、いなくなった耕平の犬を見つけようとするのだが…。
おいでフレック、ぼくのところに
エヴァ・イボットソン/作 三辺律子/訳 偕成社 933.7イ
10さいのたん生日、少年ハルのもとにプレゼントとしてやってきたのは、犬のフレック。おたがいひと目で好きになったのに、実はフレックは、週末だけのレンタル犬だった。両親のうそにおこったハルは、ある計画を実行する。
おばあちゃんは大どろぼう?!
デイヴィッド・ウォリアムズ/作 三辺律子/訳 小学館 933.7ウ
ベンは、毎週金曜日におばあちゃんの家にあずけられる。おばあちゃんの家に行っても、やることは単語作りゲーム、食べる物はキャベツだけ。ベンはたいくつでたまらない。ところがある日、ベンはおばあちゃんが大どろぼうであることを知る。
ともだちは、サティー!
大塚篤子/作 小峰書店 913.6オ
夏休み、ツトムは氷河を調査する父さんについて、ネパールにやって来た。ところが、父さんたちだけが氷河へ行き、ツトムは村に残されることに。ツトムは村の少年パニと二人で山へ行き、牛やヤギを放牧することになった。
12種類の氷
エレン・ブライアン・オベッド/文 福本友美子/訳 ほるぷ出版 933.7オ
冬が近づくと、最初の氷がバケツの中で見つかる。うすくてさわるとわれてしまう氷だ。寒さとともに氷は厚くなり、畑が、小川がこおっていく。雪がふったら家族で庭にスケートリンクをつくる。そしてアイスホッケーやフィギュアスケートを思いきり楽しむのだ。
トランプおじさんと家出してきたコブタ
たかどのほうこ/作 偕成社 913.6タ
動物語がわかるトランプおじさんの家に、ある日コブタのトゥモロウがやってきました。バスに乗りおくれたからとめてくれというのですが、どうやら家出をしてきたようです。話を聞くと、やさしかったはずの飼い主のドリーさんが、だんだんおそろしいま女のように見えてきたと言うのです。
天狗ノオト
田中彩子/作 理論社 913.6タ
小学6年生の保は、なくなったじいちゃんの日記を見つけた。そこには、「天狗ニアフ」の一文と、天ぐについてノートに記したということが書かれていた。保は、そのノートを見つけだそうと、仲間たちと天ぐのことを調べ始める。
ひみつの花便り
田村理江/作 国土社 913.6タ
花音は小学五年生の女の子。ヘンだと思われるのがイヤで、言いたいことも言えないまま、つい友達の意見に合わせてしまう。そんなある日、花音は、おさいふをひろってくれた女の人、なずなさんと文通をすることになる。
あたしがおうちに帰る旅
ニコラ・デイビス/作 代田亜香子/訳 小学館 933.7デ
ペットショップでくらす少女は、イヌとよばれていた。一度も人前に出たことのないイヌの、いちばんのなかよしはハナグマのエズミだ。ある日、人の言葉をよくしゃべるオウムのカルロスが店にとどけられる。カルロスにつれられて、イヌとエズミは外の世界へとにげだした。
お引越し
ひこ・田中/作 福音館書店 913.6ヒ
両親がりこうして、レンコの家からとうさんだけがお引っこしをした。レンコのせいじゃない、と言われてもなやんでしまうレンコ。でも、「3ひく1」の、かあさんと二人だけでくらす生活をのりこえていく。
みんなの家出
藤田のぼる/作 福音館書店 913.6フ
フミが読んだ『どっちが家出?』という本には、二人の女の子が書かれていました。お母さんに反発してすがたをくらますかおりと、早くひとり立ちするために家事を覚えるゆりか、どちらが「家出」なのでしょう。フミは作者に手紙を書いてみました。
日ざかり村に戦争がくる
フアン・ファリアス/作 宇野和美/訳 福音館書店 963.7フ
フアン・デ・ルナが子どもだったころ、スペインで内戦がありました。同じ国の中で、同じ国民同士が争っていました。フアン・デ・ルナが住んでいたのは、ちっぽけでなにもない日ざかり村だったけれど、そんなところにも、戦争はやってきたのです。
サリー・ジョーンズの伝説
ヤコブ・ヴェゲリウス/作 オスターグレン晴子/訳 福音館書店 949.83ベ
真っ暗なあらしの夜、熱帯雨林のおく深くでゴリラの女の子が生れた。群れの長老は、この子が、数々の不幸にみまわれるだろう、と予言した。みつりょう者につかまり、サリーと名付けられたかの女は、次々とおとずれるこんなんを乗りこえていく。
めざめれば魔女
マーガレット・マーヒー/作 清水真砂子/訳 岩波書店 933.7マ
14さいのローラには、何かが起こる前ぶれを感じる力がある。その力がはたらいた日、弟のジャッコにのろいがかけられてしまった。ローラはジャッコを救うため、自分のま女の力をかくしている男子生徒、ソリーに助けを求める。
時をつなぐおもちゃの犬
マイケル・モーパーゴ/作 杉田七重/訳 あかね書房 933.7モ
チャーリーは、ママが木でできた犬のおもちゃをとても大切にしていることをふしぎに思っていた。それにこの犬は「リトル・マンフレート」という人間みたいな名前なのだ。全てのひみつは、あるドイツ人との出会いで明らかになった。
夏っ飛び!
横山充男/作 文研出版 913.6ヨ
勇人は四万十川の流れる町に住む小学生。父さんに、神柱祭で川に飛びこむ役をしろとすすめられてしまう。親子代々この役をやってきたのだから、勇人にも絶対やってほしいと言うのだ。断り切れずにいると、転校生の友也までその役をすると言いだした。
海へ出るつもりじゃなかった 上・下
アーサー・ランサム/作 神宮輝夫/訳 岩波書店 933.7ラ
ジョン、スーザン、ティティ、ロジャの兄妹は、河口の町で、小さなほ船ゴブリン号の船長ジムと出会った。ジョンたちは、海に出ない約束でゴブリン号に乗って川をくだることになった。しかし、河口に停はくしてジムが上陸している間に、しおが満ちていかりがはずれ、四人を乗せたゴブリン号は海へ流されてしまう。
ミサゴのくる谷
ジル・ルイス/作 さくまゆみこ/訳 評論社 933.7ル
スコットランドに住む少年カラムは、保護鳥のミサゴが自分の農場で巣作りしているのを知った。カラムは、友人や家族に助けられながら、そっとミサゴを見守ることになった。やがてミサゴが冬ごしのためにアフリカへわたる時期がきて、カラムはわたりを記録することを思いつく。
ホッキョクグマが教えてくれたこと ぼくの北極探検3000キロメートル
寺沢孝毅/作 ポプラ社 297
ちょ者の寺沢さんは、動物や風景の写真をとる自然写真家です。アザラシの写真をとるために北海道の海に通う間に、流氷が減っていることに気付きました。寺沢さんは仲間を集めて、北極が今どうなっているのか調べに行くことにしました。
めざせ!給食甲子園
こうやまのりお/作 講談社 374
みなさんは給食こう子園を知っていますか? 毎日おいしい給食を作っている栄養士の先生たちが、給食日本一を競う大会です。学校で食べている給食がどうやってつくられているのか、栄養士の先生たちがどんな工夫をこらしているのかがわかります。
大天狗先生のマル秘妖怪学入門
富安陽子/作 少年写真新聞社 388
大天ぐ先生が三びきの小天ぐたちをあいてに学校を開いた。勉強するのは、ようかいのこと。ようかいたちは、1300年前に書かれた最古の歴史書にも登場する。そして現代でも新しいようかいが現われているのだ。小天ぐたちといっしょに、ようかいの歴史や特ちょうを学んでみよう。
深海の怪物ダイオウイカを追え!
窪寺恒己/著 ポプラ社 484.7
深海には、ダイオウイカという大きなイカが住んでいる。最大18メートルという記録が残されているが、くわしいことはほとんどわからない。ちょ者の窪寺さんは、2012年1月、世界で初めて、生きているダイオウイカのさつえいに成功した。さつえいに成功するまでの道のりをしょうかいする。
飛行機のしくみ どうして飛ぶの? 最新の機体のヒミツ
白鳥敬/作 誠文堂新光社 538
大空を飛ぶ飛行機は、最先たんの科学技術をつめこんだものです。大型ジェット機やプロペラ機、軍用機など、目的によって種類も様々です。この本は、飛行機が飛ぶしくみやそうじゅうの様子、開発の歴史を写真や絵でしょうかいします。
舟をつくる
関野吉晴/監修・写真 前田次郎/文 徳間書店 552.33
大学教授の関野さんは自然から集めたものだけでふねをつくることにしました。オノなどの道具も材料を集めて製鉄するところから始めます。ふねに必要な縄やほも、全て手でつくります。機械を使わずに丸木ぶねをつくる工程をまとめた一さつです。
版画のはらうた 5
くどうなおこ/作 童話屋 911.5
この本には、詩人のくどうなおこさんと「のはらのみんな」の詩がしょうかいされています。かまきりりゅうじくん、こぶたはなこさん、かぜみつるくん…たくさんの詩と、いろとりどりの版画がつまった詩集です。