春日部市立中央図書館ブログ

第3回知的書評合戦ビブリオバトル!

11月16日(土)に中央図書館で開催する『第3回知的書評合戦ビブリオバトル』に

先駆けて特集展示を行っています。

皆さんにビブリオバトルの楽しさを知っていただくために

ビブリオバトルに関する本や、これまでビブリオバトルで紹介された本などを集めました。

ご来館の際は、ぜひご覧ください!

10月11日(金)から『第3回知的書評合戦ビブリオバトル』のバトラー・観戦者の

申込受付を開始しています。

皆さまのご参加を心よりお待ちしています!

〈詳細内容はこちらからご確認ください〉

投稿日:2024年10月15日

図書館の本棚から 第81回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、ずっと秋だとうれしいHです。
 

 今回紹介するのはこの一冊♪
 

書名:『九州びいき』
著者名:田端慶子
出版者/出版年:徳間書店/2016.10
ISBN:978-4-19-864308-9
請求記号:302.19
 

誰にでも郷土愛・地元愛なるものがあると思います。私は人生の前半を九州・福岡で、後半をここ埼玉で暮らしています。そろそろ埼玉での生活の方が長くなってきました。それでも、生まれ育った場所というのは自分の中に深く根ざしていて、いつまでたっても自分は福岡県民だと思ってしまうのです。

 

九州といえば「九州男子」「亭主関白」というイメージがありますね。「全国亭主関白協会」なるものの存在をこの本で知りましたが(もちろん本部は福岡です)実は愛らしく憎めない亭主たちの集まりであることがわかります。
また、九州にしかない物だと後から知って驚いた食の数々や九州独自の学校教育、九州のスポーツ事情など、この本を読んでから地元を離れてこそ見えてくる事、気づく事も多くありました。

 

この本の著者、田端慶子さんは福岡を拠点に九州各地を取材しているライターです。そしてタイトル通り田端さんが思う存分に九州をひいきにした一冊がこの本です。田端さんが語る九州人気質や九州自慢のこの本、九州に縁のある人も行ったことがない人も、ぜひ手に取って読んでほしい一冊です。


 春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

 

投稿日:2024年10月10日

「マイ押絵羽子板をつくろう!」を開催しました!

10月5日(土)に中央図書館集会室にて「マイ押絵羽子板を作ろう!」を開催しました。

毎年ご好評いただいているこちらのイベントも今回で7回目!何回も参加されている方、初めての方、年代も小学生から大人の方まで幅広い方々が参加してくださいました♪

 

イベント会場内の様子

 

春日部羽子板組合から講師をお迎えし、来年の干支のヘビの押絵羽子板の製作体験がスタートです。キットは3色。お好きな色が選べます。

 

キットの中身の確認

 

ヘビのからだのパーツを作って組み合わせていきます。

ボンドで貼り合わせるところで苦労した方が多かったようです。

ちょっと困った時は、講師の先生がすぐアドバイスをしてくださいます。

 

参加者が講師に教わっている様子

 

帽子をかぶったかわいいヘビの押絵羽子板が完成しました!

お一人で参加されていた方もお隣の席の方と作品を見せ合ったりして、みなさま楽しんでいただけたようでした。

「また参加したい!」との感想をたくさんいただきました。

また機会がありましたら、よろしくお願いします♪

 

干支(蛇)の羽子板完成品

 

 

投稿日:2024年10月10日

♬クラシック音楽を楽しむ会【第1回】を開催しました♬

まだまだ暑さの残る1日となった10月4日(金)、春日部市教育センター2階の視聴覚ホールにて「クラシック音楽を楽しむ会」が行われました!

 

開催日、入口の写真

 

「クラシック音楽を楽しむ会」は、インターネット上でクラシックを中心とした音楽を聴ける配信サービス「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」で提供されている楽曲を、設備の整ったホールで鑑賞しよう!という、中央図書館では毎年秋から春先にかけての恒例イベントです。

 

今年度第1回は『【交響曲】小澤征爾指揮の交響曲を聴く』をテーマに、

 

♪ベートーヴェン“交響曲第1番ハ長調Op.21”

♪ブラームス“交響曲第1番ハ短調Op.68”

 

以上の2曲をお届けしました。

 

小澤征爾、ブラームス演奏のジャケット写真

 

普段あまり触れることのない音響でのクラシック鑑賞に、聴きごたえがあった!との声をいただきました。ご来場ありがとうございました!

 

本イベントは、来年3月まで全5回の開催予定です。残念ながら今回は参加出来なかったという方も、次回以降のご参加をお待ちしております♪

 

また、昨年度に引き続き、今年度もスタンプカードを作成しました。

 

スタンプカードの写真

 

参加1回につき1つ貰えるスタンプを3つ集めていただくと、リクエスト券1枚と交換出来ます。3月開催の第5回では、この券にてご応募いただいたリクエスト曲から抽選で選ばれた楽曲をお送りします。

ぜひスタンプを集めて、お気に入りの曲をリクエストしてください!

 

次回は12月20日(金)14:30〜16:00(開場14:15)『第2回【ベートーヴェンの第九】』を開催します!年末各所で響き渡るクラシックの定番曲を、じっくりと堪能してみませんか?

定員は先着100名、当日受付です。春日部市教育センター2階の視聴覚ホールにて行いますので、ぜひお気軽に足をお運びください♪

 

投稿日:2024年10月10日

「セラピードッグとえほん」を開催しました

9月29日(日)、中央図書館・おはなしのへやでイベント『セラピードッグとえほん』を開催しました。

昨年は「図書館まつり」のなかで開催しましたが、今年は1つのイベントとしての開催です。

普段、介護施設や病院などに派遣されて、人々の心と体に寄り添うセラピードッグたちが、今年も3匹、図書館に来てくれました。

 

参加するみなさんには、読み聞かせにおすすめの本のなかから、好きな本を選んでもらいました。

 

はじめにセラピードッグの活動についてお話を聞いてもらいます。

そのあとひとりひとり順番に、ブースに入ってセラピードッグたちとご対面です。こどもたちはセラピードッグとあいさつをした後、それぞれが選んだ絵本を読み聞かせてもらいます。

 

セラピードッグ読み聞かせ1

 

セラピードッグたちもゆったりとにおはなしをきいていますね。

 

セラピードッグ読み聞かせ2

 

人前で声を出したり、本を読んだりすることは、ちょっとドキドキするけれど、やさしいセラピードッグ達が聴き手だったので、みなさんもリラックスしてできたかな?

短い時間でしたが、セラピードッグとの時間を楽しんでもらえていたらうれしいです。

 

参加してくれたみなさん、ご協力いただいた日本セラピードック協会のみなさん、ありがとうございました。

投稿日:2024年10月10日

特集コーナーをご紹介します【一般】

*大特集*

テーマ:芸術ってすばらしい

美術、音楽、伝統…芸術の秋にちなみ、様々な分野の芸術に関する本をたくさん揃えました。
秋の展覧会や舞台に行くお供にされてはいかがでしょうか。

期間:10月1日から11月30日

10月・11月大特集

*プチ特集*

テーマ:こんな図鑑、あんな辞典

図書館にはたくさんの図鑑や辞典があります!色鮮やかな図鑑たちを幅広い分野で集めました。
ぜひ手に取って、自身の世界を広げてみてください。

期間:10月1日から11月30日

10月・11月プチ特集

*サイネージ*

テーマ: もふもふ

もふもふフワフワしている動物たちの写真集や飼い方、あみぐるみ、羊毛フェルトなどの手芸の本を集めました。肌寒くなり始めるこの季節に、もふもふの動物たちをみてほっこり温かい気持ちになってみてはいかがでしょうか。

期間:10月1日から11月30日

10月・11月サイネージ特集

*ビジネス特集*

テーマ:著名人に学ぶ

ビジネスに関連する著名人の本を集めました。
その生き方や考え方、行動からビジネスのヒントを見つけてみませんか

期間:10月1日から11月30日

10月・11月ビジネス特集

ぜひお手にとってご覧ください!

ご来館お待ちしています。

※こちらの「図書館おすすめ」ページから特集資料をご覧いただけます(ペ―ジを移動します)

投稿日:2024年10月01日

図書館の本棚から 第80回

 

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は、歩くの大好きテクテクです。

 

 今回紹介するのはこの一冊♪

 

書名:『まことに残念ですが・・・』
著者名:アンドレ・バーナード
出版者/出版年:徳間書店/2004.1
ISBN:419-8920-109
請求記号:B930.4
 

‟駄作。主人公にも共鳴できず”
‟この男には小説家としてのセンスが微塵もない”
‟火にくべよ、お若いの。焼いてしまうがいい”
‟ヒロインの退屈さに耐えられなかった”

 

これらは古今東西の作家が出版社から受け取った、原稿の不採用通知です。
この本には160通もの原稿のお断り状が紹介されています。
「この作家にこんなダメ出しを?!」と驚くような後のノーベル文学賞受賞作家や、『アンネの日記』やクリスティなど、そうそうたる作家・作品が当初辛辣な断り状を受けとっていたことが分かります。

 

もし自分が心血注いだ作品がこんな評価をされたら…。

私ならもう立ち直れなくなりそうですが、こんな断り状を突き付けられた作品が現在不朽の名作として読み継がれていることを思うと、人の評価って絶対じゃない!と勇気をもらえる1冊でもあります。

 

スティーブン・キングは戻された原稿を引き出しに投げこみ7.8年も入ったきりになっていた、とか、ウィリアム・サロイヤンは高さ1メートルにもなる断り状(7000通ほど!)を受けとっていた、などのエピソードも数多く紹介されており、今私たちがこうした作家の作品を楽しめるのは作家がこの情け容赦ない酷評にも諦めなかった証し。

よくぞ挫けず作品を残してくれた!と思わずにはいられません。

 

原稿を突き返したことを「わが人生においても、もっとも悔やまれ、自責の念にかられてやまぬ出来事」と謝罪した手紙なども紹介され、評価する側の苦悩も垣間見ることが出来ます。

 

 

 春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

 

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

 

投稿日:2024年09月26日

図書館の本棚から 第79回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、パンと本をこよなく愛する氷川丸です。

 今回紹介するのはこの一冊♪

書名:『老舗書店「有隣堂」が作る企業YouTubeの世界』
著者名:有隣堂YouTubeチーム
出版者/出版年:ホーム社/2023.2
ISBN:978-4-834-25368-9
請求記号:024.067

有隣堂といえば神奈川県民なら知らない人はいない程老舗の地元密着型の書店です。
この書店のある「イセザキ・モール(伊勢佐木町商店街)」はミュージシャンのゆずが無名時代にストリートライブをしていたことでも有名です。

多感な頃に本に没頭していた私にとって有隣堂はなくてはならない存在でした。書店でこの本を発見した時、あの有隣堂が本を出している!しかもYouTubeを始めた?と驚いて本を手に取りページをめくらずにはいられませんでした。書店の閉店が相次いでいることは記憶に新しいと思いますが、有隣堂も例外ではありません。書店に人を呼び戻すべく社長の鶴の一声で、有隣堂が自社でYouTubeを開設することになります。社長の大胆な発想もさることながら、YouTubeに関して全くの素人だった有隣堂の社員たちが手探りで始めるのですが、悪戦苦闘する様子が克明に描かれています。

私は文房具も好きで学生時代、学校帰りに友達と文房具の取り扱いのある有隣堂に立ち寄ってあれこれ見たり、有隣堂が経営するカフェでお茶をしたりしたのも良い思い出です。
YouTubeでガラスペンのような魅力的な文房具を多数紹介している事がこの本にも掲載されておりますので、横浜にお立ち寄りの際に店舗をチェックして頂けるとよりこの本の内容もお楽しみ頂けると思います。

 春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

投稿日:2024年09月12日

中央図書館の休館日

 

9/10(火)は館内整理のため、中央図書館は休館日でした。

この日の館内では設備の点検・交換・清掃や避難訓練などが行われていました。

その時の様子をお知らせします。

 

館内の火災報知機が正常に作動するかなどの点検が行われていました。

消火器の点検も欠かせません。

 

火災報知機を点検する様子

 

 

そして今まで紙コップで提供だった自動販売機が、ペットボトルのものに変わりました。

 

新しい自動販売機

 

また、天気が良かったため、参考調査室のイスの清掃も行いました。

汚れが落ちた椅子は中庭で天日干しをし、すっかり綺麗になりました。

 

さらに、とても大切な定期防災訓練を実施しました。

スタッフ内で利用者役と非難誘導係役に分かれ、『震度6以上の地震が発生』という想定で実際に動くという訓練です。

 

椅子の下に逃げ込む様子

 

怪我人に付き添い館外へ避難する様子です。

 

怪我人を救護する様子

 

トイレやおはなしの部屋などに、逃げ遅れた方がいないか声掛けをしています。

 

トイレなどの個室に声かけをする様子

 

スタッフが安全な場所へと誘導しています。

地震により落下してくる物から頭を守りながら館外へと向かいます。

 

安全な場所への誘導の様子

 

館内から利用者を外へ誘導したら、スタッフが声を掛けながら逃げ遅れた利用者がいないかの最終チェックに回ります。

その後、責任者に怪我人の有無や状態、逃げ遅れた方がいないかなどの状況報告をします。

責任者が救急車の要請や報告などを行い訓練は終了です。

 

安全な場所での報告

 

その後館内へ戻り、館長と責任者から避難訓練のフィードバックがありました。

声の大きさや動き、緊急時の館内の様子を見極めて行動する事など、たくさんの改善点が挙げられました。

地震の多い昨今、いざという時はスタッフ一人一人が意識を持って動くことの大切さを学んだ避難訓練でした。

 

以上、中央図書館の館内整理日に行われている事を一部ですが紹介しました。

スタッフ一同皆様のご来館をお待ちしております。

また次回のブログもお楽しみに!

 

 

投稿日:2024年09月10日

特集コーナーをご紹介します【YA・一般】

*YA特集*

テーマ:読書、最強か。VOL..5

児童図書十社の会が選んだ、10代におくるテーマ別おすすめ本です。
ご好評につき第5弾が発表されました。

期間:9月1日〜10月31日

読書、最強か

*特別特集*

テーマ:敬老の日 読書のすすめ

「敬老の日読書のすすめ」は、読書推進運動協議会が「心ゆたかに生涯読書」を目標に、中・高年の方々に読書を楽しんでいただくために進めている運動です。中央図書館では特集コーナにてリーフレットを配布しています。

期間:9月1日〜9月30日

敬老の日 読書のすすめ

ぜひお手にとってご覧ください!
ご来館お待ちしています。

※こちらの「図書館おすすめ」ページから特集資料をご覧いただけます(ペ―ジを移動します)

投稿日:2024年09月01日