春日部市立中央図書館ブログ

図書館の本棚から 第75回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、紅茶とコーヒーどちら派かと聞かれたら紅茶派のミルクティーです。

 今回紹介するのはこの一冊♪

書名:『文学の中の家』
著者名:スーザン・ハーラン
出版者/出版年:エクスナレッジ/2019.5
ISBN:978-4-7678-2627-1
請求記号:902.3

この主人公はどんな家に住んでいるのでしょうか。
どんな家具を揃え、どんな食事を楽しんでいるのでしょうか。
物語を読みながらそんな想像をするのも、ひとつの楽しみ方ですね。

この本は名作文学の登場人物が、自分たちの住まいの外観や内装をインタビュー形式で解説してくれます。
たとえば『嵐が丘』『グレート・ギャッツビー』『赤毛のアン』などみなさんも知っている作品から一部分を紹介すると、『グレート・ギャッツビー』のギャッツビーがお気に入りだったのは豪華なお屋敷や高価な家具ではなく、屋敷の芝生だったそうです。
彼の狂騒的な人生を考えると、芝生から桟橋を眺め立ち止まるようなひとときも必要だったのかもしれません。

このように作中の家を訪れているような感覚が楽しめます。
作品を知らなくても世界観を楽しむことができます。

春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

投稿日:2024年07月11日

特集コーナーをご紹介します【YA】

*YA特集*

テーマ:YA朝の読書ブックガイド2024

 

10代におすすめするYA本を紹介します。「そうそう、こんな本が読みたかったんだ」と思えるような本を並べました。朝読に取り組む中高生へ向けた、楽しく読めて役立つブックガイドです。

 

期間:7月1日から8月31日

 

 

ぜひお手にとってご覧ください!

ご来館お待ちしています。

※こちらの「図書館おすすめ」ページから特集資料をご覧いただけます(ペ―ジを移動します)

投稿日:2024年07月01日

図書館の本棚から 第74回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、模写してもどこか変な絵になってしまうポコです。

 今回紹介するのはこの一冊♪

書名:『Wordでできる大人のお絵かき』
著者名:高倉幸江
出版者/出版年:学習研究社/2009.03
ISBN:978-4-05-404092-2
請求記号:007.637

Wordとはパソコンなどで文書を作成するためのソフトウエアですが、この本では図形を使ってお絵かきをするために使われます。
かつて私はこの本にとても助けられました。

特集の看板となるPOPを作る担当になったものの、手元のイラスト集には表現したいものに近いイラストがなく、自分で描けるような技術もありません。
そんな時に図書館で見つけたのが『Wordでできる大人のお絵かき』です。
図形を使って絵を描こうなどとはまったく思ってもみなかったので、目からうろこが落ちるとはまさにこのこと。
図形を変形させて組み合わせて、色にグラデーションをかけて……本に掲載された絵ように整ったものはなりませんでしたが、図形というガイドがある分バランスがとりやすく、悩みながらも表現したいものに近いものができました。

その後、学んだ技術は仕事だけでなく、年賀状や整理整頓のために箱に貼る表示の作成にも生かされました。

現在はWordそのものが新しくなり、皆さんが利用しているWordと本に掲載されているWordでは表示などが変わっているものも多いと思います。
それでも基本の部分はあまり変わらないので、参考程度にためしてみてはいかがでしょうか。

 

 春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪  

 

 

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

 

投稿日:2024年06月27日

図書館の本棚から 第73回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、カツカレー推しのくいしんぼうです。

 今回紹介するのはこの一冊♪

書名:『カレーライスを一(いち)から作る
著者名:前田 亜紀
出版者/出版年:ポプラ社/2017.11
ISBN:978-4-591-15592-9
請求記号:610

 

「今日のご飯は、ぱぱッとにカレーにしよっか!」なんて言葉を、夕方仕事から帰ってきた母がよく言っていました。きっとみなさんも一度は言ったり、聞いたりしたことがあるのでは?

でも最近では、ルーを使わずにいちからカレーを作る本格派な人も増えてきましたし、今日はいちから本格カレーでも作ってみましょうか。

もちろん、みなさんカレーの作り方はご存知ですよね?

そうそう、まずはお米…の苗を植えるところから。

具だくさんが好きなので、お肉に野菜も育てないと!もちろん、スパイスも育てて、塩を作って…器にスプーンも作らないと!

あれ?みなさんの知っているカレーの作り方と違いましたか?

そうなのです、この本は武蔵野美術大学「関野ゼミ」で行われた、本当の意味で“一からカレーライスを作って食べる”、その一杯までの笑いあり涙ありの遠い遠い9カ月間のチャレンジの記録です。

このカレーにレシピ本なんてありません。

どうやってお米や野菜を作るのか、どうやって鳥を肉にするのか…きちんと理解していたつもりでも、読みながら何度もはっとさせられました。

私達が普段ぱぱっと作って、ささっと食べていた、カレー一杯、あのお皿には盛り切れない程本当に沢山のものや思いが詰まっているのだということを、改めて考えるきっかけになりました。

児童書で、とても読みやすいので、カレー好きの大人だけでなく、親子で一緒に読むのも楽しいと思います。少し早いですが、夏休みにチャレンジしてみるのも面白そうですね。

きっと、これを読んだらあなたも「一から」カレーが作りたくなってくる…かも?

 

 春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

 

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

投稿日:2024年06月13日

特集コーナーをご紹介します【一般】

夏に向かって中庭の草木が緑濃くなっています。アジサイの色づきも楽しみです。植物は季節の移り変わり、時の流れを気付かせてくれますね。

 

*大特集*

テーマ:時間(とき)をめぐる

6月10日の「時の記念日」をご存知ですか?時間の大切さを考える記念日です。日本で初めて水時計で時をはかって鐘で知らせた日、という日本書紀の記述に由来しているそうです。この日にちなんで、時間に関する本を集めました。時を考える機会に新しい発見がありましたら嬉しいです。

期間:6月1日から7月31日

 

 

*プチ特集*

テーマ:お金のはなし。

7月にお札が新しくなります。20年ぶりのこの機会に、お札になった人物や、お金の歴史や使い方、お金にまつわる小説などお金をテーマに本を集めてみました。生活に欠かせない大切なお金について学んでみませんか?

期間:6月1日から7月31日

 

 

*サイネージ*

テーマ:わくわくドキドキ

わくわく、ドキドキすることと言えば、皆さんは何を想像しますか?眺めるだけで、読むだけで楽しくなるような本を集めてみたので、「わくわく、ドキドキ」してもらえたら嬉しいです。

期間:6月1日から7月31日

 

 

*ビジネス特集*

テーマ:仕事のお悩み相談

職場のコミュニケーションやチームワーク、クレーム対応、業務改善など日頃のお悩みにお応えします。

期間:6月1日から7月31日

 

 

ぜひお手にとってご覧ください!

ご来館お待ちしています。

 

※こちらの「図書館おすすめ」ページから特集資料をご覧いただけます(ペ―ジを移動します)

 

投稿日:2024年06月01日

図書館クエスト〜謎を解いて本を探しだそう!〜を開催しました。

2024年こどもの読書週間4月23日(火)から5月12日(日)までのイベントで、

「図書館クエスト〜謎を解いて本を探しだそう!〜」が中央図書館にて行われました。

 

今回行われた「図書館クエスト」は、だんだんと暗号が難しくなるクエスト1からクエスト3までの3つの謎解きに挑戦し、館内のどこかにある答えの本を探しだすイベントです。

 

図書館へ直接来館できない方も謎解きにご参加いただけるように、図書館のホームページにも同じ内容の3つのクエストと、それぞれの問題のヒントを掲載しました。

 

お子様から大人の方まで幅広い年代の方々にご参加いただきました。小さなお子様でもご家族やお友達と一緒に参加されて、ヒントを見に館内をまわったり、暗号を解き終えて答えの本を探す姿が見られました。お目当ての本を探し当てることはできたでしょうか…?

 

そして見事謎を解き明かし、クエストをクリアした方には、その功績を讃えて認定証をお渡ししました。3つのクエスト全てクリアできた方も多くいらっしゃいました!

 


期間中、185人が挑戦し、正解したのは96人でした!

たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。

 

春日部市立図書館では様々なイベントを開催しております。館内掲示や図書館ホームページ、春日部市広報等をご確認いただき、ぜひご参加ください。

 

投稿日:2024年05月30日

図書館の本棚から 第72回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は…最近になって初めて、黒板などで使うチョーク(白墨)にとっても太い製品があることを知った、「みどり色の色鉛筆くん」です。

 

今回紹介するのはこの一冊♪

 

書名:『おおかみだって きをつけて』

著者名:重森千佳

出版者/出版年:フレーベル館/2014.02

ISBN:978-4-577-04171-0

請求記号:Eシゲ

 

この絵本との出会いは、図書館の仕事中。子ども向け特集本コーナーの本集めで、本棚を見て本を探す「ブラウジング」中でした。
たしか、その時に探していた本は、「動物が登場するお話」。
カラフルで凝ったデザインも多い絵本の棚の中で、カリグラフィーで書かれたような、おしゃれな印象の文字がならぶ背表紙に「おおかみ」の文字を見つけたのです。

「さてさて、どんな内容かしら?オオカミどうしで“人間には気をつけなさい”って教えあっているようなお話かしら…?」なんて考えながら手に取ると表紙には、森の小道を、本を読みながら歩いている様子のオオカミが一匹。
目線を少し下げると、垣根(?)から顔をのぞかせている、豚が三匹と何匹かの山羊に、赤い頭巾をかぶった女の子。
そこで私の頭をよぎったのは有名な童話3つでした。

「もしや、童話に登場するオオカミたちが意見交換でもしている?」

どきどきしながら表紙をめくった本の中は…。
 

絵本の中のオオカミは、いつも「わるもの」。
逆にオオカミの視点で考えると、「わるものオオカミ」は、いつも「悲しい最後」をむかえています。

マニュアル代わりに絵本を持ちあるいて、失敗しないようにしっかり読んでは童話のシーンそっくりの状況に挑むオオカミのお話を、ぜひ楽しんでみてください。
 

春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

 

投稿日:2024年05月23日

図書館の本棚から 第71回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は、いつもおやつを食べていたいミケです。

 

 今回紹介するのはこの一冊♪

 

書名:ミッフィーからの贈り物

著者名:ディック・ブルーナ  編者名:講談社

出版者/出版年:講談社/2015.04

ISBN:978-4-06-293079-6

請求記号:B726.601

 

この本には、絵本でおなじみのうさぎのミッフィーの作者ディック・ブルーナさんの人生や、ミッフィーへの想いが綴られています。

ここで、ブルーナさんとミッフィーの生まれた街ユトレヒトをご紹介します。私は、15年以上前ですが、一度訪れたことがあります。この本を読んで、その時の印象が一気によみがえってきました。

オランダの首都アムステルダムから電車で約30分、近代的で大きなガラス張りのユトレヒト中央駅から少し歩くと、中世からの古い建物の立ち並ぶ素敵な街並みの旧市街があります。街の中にはゆったりと運河が流れていて、ミッフィーのシルエットの信号機や、ブルーナさんの次男の作ったミッフィーの銅像がさりげなく置かれています。地元の方々で賑わうお菓子屋さんで買ったクッキーは、かわいいミッフィーの焼き印があって、バターたっぷりでとても優しい味がしました。

そんな街の中に、ブルーナさんが毎日自転車で通うアトリエがあったそうです。

 

ここで、私はふと気がつきました。「ユトレヒトの街の雰囲気って、春日部と似ているかも?」

 

ブルーナさんの人生と、ミッフィーに込めた思いを知り、春日部に似た雰囲気のユトレヒトの街を想像しながらミッフィーのお話を読むと、今までとは違った楽しみ方ができますよ。

 

 春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

 

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

 

投稿日:2024年05月09日

特集コーナーをご紹介します【YA】

*YA特集*

テーマ:ご存知ですか?YAの世界

YA(ヤングアダルト・ワイエ―)をご存知でしょうか。これはアメリカで使われはじめた言葉で「大人になりつつある人」のことです。
当館の学習スペースのところに棚があり学生の皆さんには日頃見ていただいてます。
今回は「もう大人」の方にもYAを知っていただきたくYAの一部を特集コーナーで展開させて
いただきました。大人の方もリアルYA世代の方も楽しめますので、手に取ってみてください♪

期間:5月1日から6月30日

 

YA特集

 

ぜひお手にとってご覧ください!

ご来館お待ちしています。

 

※こちらの「図書館おすすめ」ページから特集資料をご覧いただけます(ペ―ジを移動します)

投稿日:2024年05月01日

図書館の本棚から 第70回

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、ツルピカの貝に出会いたいヤドカリです。

 今回紹介するのはこの一冊♪

書名:『海獣学者、クジラを解剖する』
著者名:田島 木綿子
出版者/出版年:山と渓谷社/2021.8
ISBN:978-4-635-06295-4
請求記号:489カ

さて、海獣ですが、辞書で"海の哺乳類"とありました。海の哺乳類と聞いて思い浮かべるのは、クジラやイルカでしょうか!?

私は、以前、NHK放送で『クジラ対シャチ』という、ドキュメンタリー映像をみました。シャチが群れで、子クジラを襲うのですが、命懸けで子を守る親クジラの姿、シャチ軍団の狩りの賢さに心が震えました。この攻防でクジラやシャチに感情や思考のようなものを見て関心を持ち、この本を手に取りました。

この本は、国立科学博物館で海の哺乳類を研究されている獣医師でもある先生が、海の哺乳類の調査・研究や、現場について、親しみやすい文で読みやすく書かれています。調査・研究とは例えば、海岸等に打ち上げられたクジラがあればかけつけて聴診、計測、原因究明の解剖調査し、標本化(はく製や骨を残す)する生活が綴られています。

驚かされたのは、解剖作業現場です。苦行ともいえそうな現場が、ユーモアを交えおもしろく語られています。海の哺乳類の生態や行動も多々知ることができます。特にコミュニケーションや思いやり行動が、哺乳類つながりである人間と近いものがあるのではと興味深かったです。この本を読めば、様々に哺乳類の見方が変わるかもしれません。

気になりましたら、春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

紹介した本のほか、続編ではないですが、2023年出版の同著者の『クジラの歌を聴け』も所蔵があります。哺乳類の繁殖についておもしろく書かれています。こちらも気になりましたら読んでみてはいかがでしょうか。

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

投稿日:2024年04月25日