春日部市立中央図書館ブログ

「図書館の本棚から 第10回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は、おうち大好き、本の虫です。

 

 今回紹介するのはこの一冊♪

 

書名:『ココ・シャネル99の言葉』

著者名:酒井真実

出版者/出版年:徳間書店/2016.11

ISBN:978-4-19-864907-4

ココ・シャネルとは誰か?と問えば、ブランド「シャネル」の創設者だ。と、多くの方がすぐに答えられることでしょう。今年はそんな有名な彼女の没後50年目にあたるそうです。

そこで、タイトルがそのままズバリ!なこの本。生前にシャネルが発した言葉が数多く収められています。

超の付く有名ブランドを生み出し手掛けた彼女の生い立ちが、決して恵まれたものでなかったということをご存知の方も多いでしょう。
母は早くに先立ち、父によって妹と共に孤児院に預けられ、最愛の恋人も事故で失い、服飾以外の仕事も様々に経験し…と、まさに波乱万丈の人生を送っています。

この本を手に取った私は、ページをめくって彼女の言葉に触れる度に、共感したり、はっとさせられたりしました。様々な逆境を撥ね退け、自分の信じたスタイルを貫いた、ハングリー精神に溢れる彼女の言葉の一つ一つには、現代を生きる私たちにも響くほどの力が感じられたのです。

私がこの本で出合った言葉たちは、きっとこの先、困難に直面した時には、背中をそっと押してくれるような気がします。
皆さんも彼女の言葉の中から「お気に入りの一言」を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

 

春日部市立図書館に所蔵していますのでぜひ、読んでみてください♪

 

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)
 

投稿日:2021年10月28日

「図書館の本棚から 第9回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は、最近K-popにはまっている、アルパカです。

 

 今回紹介するのはこの一冊♪

 

書名:『見たことも聞いたこともない』

著者名:原田宗典

出版者/出版年:光文社/2003.8

ISBN:4-334-97409-0

 

以前、友人から原田宗典さんの著作『スメル男』を薦められました。なにも知らずに通勤の電車の中で読んで、おかしくておかしくて必死に笑いをこらえるのを我慢した経験は、今でも忘れられません。
それが、私が原田宗典さんを知ったきっかけです。
(余談ですが、作家の原田マハさんは、原田宗典さんの妹だそうですよ。兄妹で作家をされていることを知った時はびっくりしました。)

さて、話を戻しまして、今回ご紹介する『見たことも聞いたこともない』についてです。
この本は、12の話で構成されています。
原田宗典さんの作品の多くはエッセイですが、この本はというとエッセイなのか短編小説なのか不思議な作品になっています。
10年以上も前の作品なのに、今読んでも時代を感じさせず、くすっと笑ってしまうお話ばかりです。
個人的には「クール床屋」と「偶然石」が好きで電車で読む時には注意が必要です。

ニュースをみれば新型コロナウイルス感染症の話題が多く、毎日ため息ばかり出てしまいますが、
原田さんの数々の作品を読んで、ゲラゲラとお腹を抱えて笑ってもらえたらと思います。

 

春日部市立図書館に所蔵していますのでぜひ、読んでみてください♪

 

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)
 

投稿日:2021年10月14日

マイ押絵羽子板を作ろう!

10月2日(土)に、『マイ押絵羽子板を作ろう!』が開催されました。

 

春日部市の羽子板職人の皆様を講師にむかえ、来年の干支のトラの羽子板を作りました。

 

大人も子供も自分で考えながら、トラの体の各パーツを、のりで貼り合わせていきます。

竹ひごでのりをつけるのも楽しい体験でした。

自分で目を書いたり、体の向きを考えたり、素敵な作品ができましたね。

イベント当日は、台風が過ぎた翌日。快晴で、最高気温が30℃でしたが、

暑い中、ご参加いただき、皆様本当にありがとうございました!!

 

10月2日〜10月31日まで中央図書館1階フロアで、押絵羽子板の関連本を展示しています。ご興味のある方、そちらも是非ご覧ください!

投稿日:2021年10月07日