Blog | 中央図書館

「図書館の本棚から　第32回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します！

今回の担当者は、コロコロです。

　今回紹介するのはこの一冊♪

書名：『一生ついてまわる家事のキホンが身につく本』
著者名：大人の常識研究会
出版者／出版年：大和出版／2019.04
ISBN：978-4-8047-6322-4

皆さんはお掃除、好きですか？

恥ずかしながら、私は一人暮らしを始めるまで家事の出来ない人間でした。

小さい頃からお皿洗いや洗濯ものの取り込みなど、ちょっとしたお手伝いはしていたつもりでも、いざ一人暮らしを始めるとなると、「お皿を洗った後のシンクはどうするのか？」「洗濯機はどうやって洗うのか？」などの暮らしの全体的なサイクルが分からず、とっても困ったのを覚えています。

この本はそんな家事初心者の方にも「暮らし」のルールを丁寧に教えてくれる内容となっています。

シンクは食器用と掃除用にスポンジを分ける。酸性やアルカリ性の強い洗剤は素手で触ってはいけない。水回りは使ったらすぐ洗う習慣をつける……等々、表や絵を交え分かりやすく教えてくれます。

本書はヤング向けに書かれているので、これから自立を考えている中高生の方々にもおすすめの一冊です！

春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

＊本の詳細はこちらでご確認ください。（ページを移動します）

投稿日：2022年09月22日

★こわかった？夕べのこわ〜いおはなし会＆プチきもだめし★

8月27日に夕べのこわ〜いおはなし会＆プチきもだめしが行われました。

おはなし会の舞台は閉館後、まっくらになった図書館…。

ふだんの明るく、少しだけにぎやかな中でのおはなし会と違い、わずかなあかりをたよりにおはなし会が始まりました。

おはなしをきいたあとは、プチきもだめし。いつもはきこえないはずの風の音がどこからかきこえてきたら…いよいよスタートです。懐中電灯のあかりをたよりに、まっくらな図書館の中を進みます。　

実は、おはなし会の最後に「あとでかえしてね」と、1つずつあるものを渡されていたみんな。無事にかえすことはできたかな？

参加してくれたみなさん、ありがとうございました。

投稿日：2022年09月15日

「図書館の本棚から　第31回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します！

今回の担当者は、Needyです。

　今回紹介するのはこの一冊♪

書名：『霊応ゲーム』
著者名：パトリック・レドモンド
出版者／出版年：早川書房／2000.2
ISBN：4-15-208262-3

この本は数ヶ月前、友人に勧められるまま手に取りました。
文章は上下段に分かれており、さらにそれが400ページ以上続きます。ですが、圧倒的な重厚感と無二の世界観に、一瞬で引き込まれ、最後まで目を離すことができなくなってしまいます。

冒頭は、物語と関係が希薄そうなジャーナリストと、中年の男との会話から始まります。その口から語られるのは、ある「恐ろしい事件」の全貌です。

舞台は1954年、イギリスの全寮制パブリックスクール。
その閉鎖的な空間の中で、生徒はおろか、教師からもひどいいじめを受けているジョナサン。
そして誰からも一目おかれるが、一匹狼のリチャード。
この二人があるきっかけから親密になり、リチャードはジョナサンをいじめから救い出します。しかし、それを皮切りに、ジョナサンに手を出していた人間がひとり、またひとりと凄惨な事故に巻き込まれていきます。その裏では、二人が行っていたある儀式が進行していました。

“出会ってはいけない二人だった。寄り添ってはいけない魂だった。”

妄執、憧憬、愛憎……ジョナサンとリチャードがお互いに向ける複雑な感情が、物語が進むごとに激しさを増していきます。
背筋が凍るようなゴシックホラーを、そして二人の目まぐるしく変わる関係性を、最後まで見届けて頂けたらと思います。

春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

＊本の詳細はこちらでご確認ください。（ページを移動します）

投稿日：2022年09月08日

夏休み工作おたのしみ会を行いました！

中央図書館で「夏休み工作お楽しみ会」が開催されました。

工作の前に、絵本の読み聞かせ。
紙を折ったり切ったり丸めたりして、いろんな形になるしろいかみの写真絵本を見て、みんなで楽しみました。

そして、今回は紙ばねの力を使って飛び出すオモチャを作りました。
細長く切った紙を2枚重ねて、たがいちがいに折っていくと、びよよ〜んとのびるばねになります。
それを紙コップの上に取り付けます。その上に半分に切った紙コップの下の部分を乗せて、穴の開いたもう半分をかぶせると、上に乗せた紙コップの半分が勢いよく飛び出します。