春日部市立中央図書館ブログ

春日部歴史物語〜原始・古代編〜 第2回 古墳・奈良・平安時代編

2月26日に春日部歴史物語〜原始・古代編〜の「第2回」が開催されました!

今回は前回より時代が下って「古墳・奈良・平安時代編」です!

今回も郷土資料館から学芸員の鬼塚知典氏に講師として来ていただきました。

限られた時間の中でしたが、写真やイラストを利用した理解しやすい説明で、古墳〜平安時代頃の春日部が一体どんな様子だったのか、鮮やかにイメージできました。

参加者の皆さんも興味津々に話を聞き、説明に頷きながら当時の様子を思い描いていたようでした。

普段の散歩などで何気なく歩いている場所も、悠遠の彼方から続き、遥かな時を重ねてきた場所だと思うと、なんだか感慨深いですね♪

投稿日:2022年02月28日

「図書館の本棚から 第18回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は、1年の半分はこたつで過ごす、ゆきだるまです。

今回紹介するのはこの一冊♪


書名:『かがくのとものもと』
編者名:かがくのとも編集部
出版者/出版年:福音館書店/2019.4
ISBN:978-4-8340-8444-3


みなさんは『かがくのとも』をご存知ですか?

『かがくのとも』とは、1969年4月から福音館書店より刊行され続けている、月刊の科学絵本です。

その『かがくのとも』の創刊50周年記念誌として2019年に発売されたのが、この『かがくのとものもと』となります。

私は恥ずかしながら、この仕事をするまで、月刊の科学絵本があるというのを知りませんでした。

でも、『しっぽのはたらき』川田健/著、『みんなうんち』五味太郎/著、『ぼく、だんごむし』得田之久/著(全て福音館書店)、などという絵本であればご存知の方も多いのではないでしょうか?

これらの絵本はこの月刊の科学絵本を基に単行本化されました。実は、『かがくのとも』が基の絵本は、たくさんあるのです。

この本では今まで刊行されたすべての本のあらすじと表紙が紹介されていたり、科学絵本ができるまでの流れを、ある1冊の本を例にラフスケッチから見ることができます。

きっかけから、実際に発刊されるまで、3年半もの月日を費やすそうですよ!絵本編集者の仕事をのぞき見できるのも、記念誌ならではですね。

月刊の科学絵本なので、この図書館では既に見られないような絵本や、昔読んだ懐かしのあの絵本も、もしかしたらこの本に隠れているかもしれません。

春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

投稿日:2022年02月24日

⛄第5回 大ホール音響でクラシックを楽しむ会⛄

2月13日に「大ホール音響でクラシックを楽しむ会」の5回目が春日部市教育センター2階視聴覚ホールで行われました。

天気の悪い中でしたが多くの方にご参加いただきました。

 

【協奏曲編】

 

①ボッケリーニ/チェロ協奏曲ハ長調G.481(約16分)

 

②フンメル/トランペット協奏曲変ホ長調S49(約21分)

 

③ヴュータン/ヴァイオリン協奏曲第4番ニ短調作品31(約31分)

 

④サン=サーンス/ピアノ協奏曲第5番ヘ長調「エジプト風」作品103(約29分)

           

4人の作曲家4曲が演奏されました。

今回演奏された作曲家のヴェータンは6歳にヴァイオリニストとして、ボッケリーニは13歳にチェロ奏者としてデビューしました。

小さい時から音楽の才能に恵まれている方たちの作曲演奏の回となりました。

 

2021年度の「大ホール音響でクラシックを楽しむ会」もあと1回となります!!
次回は2022年2月27日14:30〜16:15(開場/14:15)にご参加お待ちしております♪

投稿日:2022年02月17日

「図書館の本棚から 第17回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は、温泉大好きのゆめぐりんです。

 

 今回紹介するのはこの一冊♪

 

書名:『作家と温泉』

者名:草【ナギ】 洋平

出版者/出版年:河出書房新社/2011.1

ISBN:978-4-309-72778-3

 

この寒い冬の季節にぴったりな多くの方が好きな温泉にまつわる本を紹介します。

日本の温泉の歴史は古く今でも現存してあるのは愛媛県にある道後温泉と言われています。

道後温泉は千と千尋の神隠しのモデルになったと皆さんも聞いたことがあると思いますが日本最古温泉が道後温泉とは知っていましたか?私はこの本を読んだときに初めて知りました。

道後温泉を愛した偉人が日本人だったら誰もが知っている夏目漱石です。夏目漱石の作品『坊ちゃん』の一部を紹介します。

おれはここへ来てから、毎日住田の温泉へ行く事に極(き)めている。ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけは立派なものだ。折角来たものだから毎日這入ってやろうと云う気で、晩飯前に運動かたがた出掛る。(夏目漱石『坊ちゃん』新潮文庫)

作品の中に住田の温泉と書かれているのが道後温泉です。作品の中に道後温泉の話が登場しているとは初めてこの本を読んだときに知りました。道後温泉は今年創業128年と歴史を感じながら温泉に浸かるのも楽しみのひとつになるかもしれませんね。

夏目漱石のほかにも有名な文豪たちが愛した温泉が数多く載っているので有名な作家たちの作品はこういったところで作品が生まれたんだなと考えてみるのもいかがでしょうか。

 春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪

*本の詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

投稿日:2022年02月10日

◇大ホール音響でクラシックを楽しむ会 第4回◇

1月30日に「大ホール音響でクラシックを楽しむ会」の4回目が春日部市教育センター2階視聴覚ホールで行われました。

今日も晴天に恵まれて気持ちいい日でした。

 

 

【室内楽・器楽曲編】

          ヴィヴァルディ/トリオ・ソナタ ト短調 Op. 1, No. 1

          バッハ/無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調

          モーツァルト/ディヴェルティメント 変ホ長調

          メシアン/鳥のカタログ 第13曲(ダイシャクシギ)

          武満徹/雨の樹 素描 II 〜オリヴィエ・メシアンの追憶に〜

の5曲が演奏されました。

 

今回は、5人の作曲家の曲の演奏を聴いていただく回となりました。
武満徹さんは有名な日本人作曲家の一人で、「タケミツ・トーン」と呼ばれた独特の響きは、世界中の演奏家や音楽ファンを魅了したと言われています。

バッハ、モーツァルトなど有名な作曲家を含めそれぞれ曲の特徴が違っていて、楽しく演奏を鑑賞していただける回となりました。

 

次回は2022年2月13日14:30〜16:15(会場:14:15)にご参加お待ちしております♪

投稿日:2022年02月03日

春日部歴史物語〜原始・古代編〜 第1回 縄文・弥生時代編

西暦の2022年が始まり、およそ1か月が過ぎようという1月29日。

中央図書館2階の集会室では、およそ3万年前もの春日部の姿がよみがえっていました。

 

 

今回は郷土資料館より学芸員の鬼塚知典氏を講師にむかえ、弥生時代ごろまでの春日部の様子をわかりやすくご説明いただきました。

 

 

参加者の皆さんはメモをとりながら真剣に耳を傾けていました。

耳なじみのある地域がたくさんでてきて、春日部の歴史にいっそう興味を抱く内容でした。

 

こちらの講演は全2回となっております。

次回【古墳・奈良・平安時代編】は2月26日14時から15時(開場は13時45分)です。

2回目だけの参加も可能です。ご参加お待ちしております♪

投稿日:2022年02月02日