春日部市立中央図書館ブログ

ぬいぐるみおとまり会を開催しました

3月18日(土)・19日(日)の2日間、中央図書館では、ぬいぐるみおとまり会を開催しました。

 

まずは、ぬいぐるみさんたちのチェックインをすませて「えほんの会」からスタート!

 

 

今回のえほんの会では、おうちの方も一緒に参加しましたよ♪

 

 

えほんの会が終わったら、さびしいけれどみんなとは明日までお別れ…。

 

さて、みんながおうちに帰った後、ぬいぐるみさんたちは図書館の中でどんな風に過ごしたのでしょうか?

 

どうやら、ぬいぐるみさんたちはすぐになかよしになったみたい。

パーティーをしたり、だれがつみきをいちばんたか―くつみ上げるか競争をしていたようですよ。

 

  

 

 

そして…夜になるとだれもいない図書館の中を探険!

みんなで汽車にのってみたりもしていたみたい。

 

 

「おうちでいっしょによみたいなぁ」とみんなに本を選びました。本棚も本もちょっと大きくて、たくさんの本の中からさがすのは大変だけれど、ぬいぐるみさんたちが力をあわせればへっちゃら!

 

 

すっかり夜もふけてから、お部屋に戻っておやすみなさい…zzz

 

 

翌日、おむかえにきたみんなとぬいぐるみさんたちは、元気におうちに帰っていきました。

選んだ本、おうちでいっしょに楽しんでね。

 

参加してくれたみなさん、ありがとうございました。

 

 

投稿日:2023年03月30日

「図書館の本棚から 第44回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!

今回の担当者は、マイペースなくらげです。

 

 今回紹介するのはこの一冊♪

 

書名:『あいまい・ぼんやり語辞典』

著者名:森山 卓郎

出版者/出版年:東京堂出版/2022.7

ISBN:978-4-490-10933-7

 

今回紹介する本は、日本人特有のあえてハッキリと表現しない日本語の事典です。

日本語には二通り以上の解釈ができて意味が一つに決まらない「あいまい語」と、指すところが漠然としていて解釈に幅ができてしまう「ぼんやり語」があるようです。

私も日常で「ある意味〜」や「そうなんですね」など何気なくよく使っていますが、これらは『あいまい・ぼんやり語』です。

また「青」という色の表現も、視覚的には緑に見えていても「青」と呼ばれています。

たとえば「青信号」ですね。信号のランプの色は緑色をしています。

思わず共感してしまう言葉たちがたくさん紹介されています。

あまり手に取ることが少ない言語の本ですが、これを機に軽い気持ちで読んでみてください。

 

 この本は春日部市立図書館に所蔵しています♪

 

*詳細はこちらでご確認ください。(ページを移動します)

 

投稿日:2023年03月23日

♬大ホール音響でクラシックを楽しむ会♬⑥

3月18日土曜日の午後。今年度は最後となる「大ホール音響でクラシックを楽しむ会」の第6回が、春日部市教育センター2階の視聴覚ホールで行われました♪

今回のテーマは「【歌劇】『カルメン』を聴く」です。

 

 

ナクソス・ミュージック・ライブラリーより「歌劇『カルメン』(抜粋)」をお聴きいただきました。時間の都合により抜粋されたハイライトシーンのみとなりましたが、躍動するリズム感と情熱溢れる指揮で定評のあるラファエル・フリューベック・デ・ブルゴスの下、冴えわたる演奏と経験豊かなキャストたちの美声は、映像がないからこその感動を生み出してくれました♪

 

 

これまでの「大ホール音響でクラシックを楽しむ会」では雨天を迎えることはほとんどなかったのですが、この日はあいにくの雨……。にもかかわらずお足元の悪いなかご参加いただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

昨年の10月より6回にわたってお送りしてきた「大ホール音響でクラシックを楽しむ会」、お楽しみいただけましたでしょうか。クラシックにあまり馴染みのない方にも気軽に足を運んでいただけるようなイベントとなっていれば幸いです♪

 

本イベントは次年度も計画中です!クラシックの名曲をより多く皆さまにご紹介できるよう盛り上げてまいりますので、ご都合よき折、お気軽にご参加ください♪

 

投稿日:2023年03月23日

マイ貯金箱をつくろう!

暖かな春の日差しのなか、3月11日土曜日に「マイ貯金箱をつくろう!」が開催されました!

 

 

春日部桐箱工業協同組合の職人の皆さんを講師にお迎えし、貯金箱を作ります。

今回組み立てるキットはこちら!

 

 

春日部の特産品である桐を使って、自分だけのオリジナル貯金箱を作っていきます。

板と板をのりでくっつけて、切り込みと溝をぴったり合わせて・・・

 

 

さらに、貯金箱に好きな絵を描いていきます。

小さい板に描かなくてはいけない分、テーマに悩んでいる姿も見られました。

 

ですが、1つ1つ丁寧に教えてもらいながら、みなさんとっても素敵な貯金箱を作ることができました!

 

出来上がった貯金箱の色ぬりは、家に帰ってからのお楽しみ♪

参加してくれたみなさん、講師の方々、誠にありがとうございました!

 

また、3月31日(金)まで中央図書館1階フロアにて桐箱に関する本の展示をしております。是非お手に取ってみてくださいね!

 

投稿日:2023年03月16日

「図書館の本棚から 第43回」

図書館スタッフが読んだおすすめ本をご紹介します!
今回の担当者は、雑学好きのポコです。

 今回紹介するのはこの一冊♪

書名:『のぼうの城』1〜3
著者名:和田 竜
出版者/出版年:大活字/2008.11
ISBN:
(1巻)978-4-86055-469-9
(2巻)978-4-86055-470-5
(3巻)978-4-86055-471-2
 

教科書で見た名前の戦国時代の人物・石田三成が、現在の埼玉県行田市で戦ったことがあったと知って、読み始めた小説でした。

豊臣秀吉が小田原征伐をしている時に、配下の武将は各地で戦をしており、忍(おし)城にも攻めてきたのです。心配になってしまうほどのんびりとした雰囲気の主人公と個性豊かな部下たちがどのように国を守るのか、先が気になってどんどん読み進めていきました。

一度読み終わったあと、今度は地図を引っ張り出してきて、地名などが出てきたら場所を確認。位置関係を確認しながら改めて読み、現在も石田の名を冠した堤が史跡として残されていることも確認できました。実際に尋ねてみても楽しめそうです。

さて、『のぼうの城』が単行本で1冊、文庫本で上・下巻で刊行されたとご存知の方は「1〜3」と3冊分が書名に書いてある事に疑問をお持ちかと思います。実は小学館から発行された1冊の『のぼうの城』を「大きな活字の本」=「大活字本」にして3冊に分けて別の出版社から発行されたものをご紹介しています。この本の1文字は1cm×1cm弱の大きさですが、作品によってはもっと大きな活字を採用しているものもあります。
小さな文字や行間が詰まっている本が読みづらい方はどうぞお試しください。最初は違和感があるかもしれませんが、慣れるととても読みやすいです。
 

春日部市立図書館に所蔵していますので、ぜひ読んでみてください♪
 

本の詳細は下の巻別リンクでご確認ください。(ページを移動します)
 

第1巻

第2巻

第3巻

 

投稿日:2023年03月09日

知られざる埼玉の魅力

穏やかに晴れた3月4日(土)の午後、「誕生150周年を迎えた埼玉県!知られざる埼玉の魅力」が開催されました。

 

 

今回は埼玉県より県民広聴課魅力発信担当主事の大塚耕己氏を講師に迎え、埼玉県が誇るさまざまな魅力をご紹介していただきました。

 

埼玉の魅力と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?一年中楽しめる各地の観光スポットや美味しいご当地グルメなど、有名なものでも多岐にわたります。しかし県章、お祭り、アニメ……といった意外な分野でも全国的に注目されていたり、実は県民にも知られていない埼玉ならではの魅力がたくさん。多くの画像や時に映像を交えながら、わかりやすくご説明してくださいました。

 

 

参加された方は説明を聞きながらメモを取られていたり、イベント終了後も先生にさまざまな質問をされていたりと、皆さんの熱意を感じました。

ご参加いただき、ありがとうございました!

 

また、3月31日(金)まで中央図書館1階フロアにて埼玉県に関連する本の展示をしております。是非お手に取ってご覧ください!

 

 

投稿日:2023年03月08日

★子ども司書講座を行いました★

2日間で行った「子ども司書講座」の様子をお届けします!

子ども司書講座の1日目は、おだやかに晴れた日でした。
「いつも使っている図書館ってどんなところ?」
「図書館で働いている人たちってどんなことしているの?」
図書館についてのぎもんの答えにも出会える「子ども司書講座」の始まりです!

まずは、「子ども司書」を目指して一緒に勉強や体験をするみんなで自己紹介でスタートしました。

子ども司書講座講義


図書館ってどんな場所でどんな役割があるのか、どんなことができる場所なのかを勉強していきます。
そして、図書館の中がどうなっているのか館内の見学です。
とっても背の高い本棚にぎっしり本が並んでいる書庫など、いつもは見ることができない所を見て回りました。

1日目のチャレンジは「装備(そうび)」という仕事の体験です。
図書館の本は、たくさんの人が手に取って読むものです。汚れに強く、長く使えるように丈夫にしなくてはなりません。そのため、図書館の本には、ビニールのシートを貼って本全体をコーティングしています。今回は、みんなに持ってきてもらった自分の本でコーティングに挑戦しました。
貼るときのコツや注意点を聞いて、みんな上手に仕上げられていましたよ!

装備

 

2日目の「子ども司書講座」は、最初に本の住所について学びました。
図書館の本がどんな順番でどう並んでいるのか、実は決まりがあります。そんな図書館のしくみがわかる勉強時間です。

次に、その勉強した内容をさっそく使って「レファレンス」に挑戦しました。
「レファレンス」とは図書館司書のお仕事のひとつで、本や情報を探したり、そのお手伝いをするものです。
検索機を使ったり実際に本棚を見て、レファレンスの問題に合う本をさがしましたよ。

そしていよいよ、みんながよく見て知っている図書館の仕事の体験です。

図書館のイベントなどで「図書館でやってみたい事はなんですか?」を質問すると一番多く「やってみたい!」と答えが返ってくる「カウンターの内」のお仕事です。

今回は、カウンターで返却のお仕事に挑戦しました。

返却カウンターのお仕事は…図書館に返ってきた本を受け取って、ページの間に何かはさまったままになっていないか、汚れていないかなどを確認します。そして、本に貼ってあるバーコードの数字を機械で読みとります。

はじめはちょっぴりはずかしくて、とまどってしまったけど、慣れてきたらみんな大きな声で元気にあいさつもできていました!返却カウンター作業

カウンターの体験と交代しながら、本を本棚に戻す「配架(はいか)」の仕事体験もしました。
本の背ラベルに書いてある住所のとおりに、ちゃんと戻せましたよ。

2日目の最後は、修了式です。

認定証贈呈

こども司書講座を無事に終えて、みんな認定証をもらいました。

みんな2日間、お疲れさまでした!

さてさて!子ども司書になってのはじめてのお仕事をまた別の日に行いましたよ!

「特集展示」の設置です。

図書館に来る人たちに「こんな本もあるんだよ」とオススメの本を紹介します。

テーマを考えて、テーマにあった本を集めて。本が汚れていたらふいてきれいにして背ラベルをはって…と、本を展示する場所に並べるまでに、やることがたくさんあります。

たくさんの人たちに借りていってもらえるように、見やすくきれいにセッティングもして、特集コーナーができました!

さっそく、借りていく人がいましたよ。

特集コーナー

このコーナーは、中央図書館の返却カウンター前に3月31日まで設置しています!
ぜひご利用くださいね!

皆さんのご来館をお待ちしています♪

投稿日:2023年03月03日

春日部歴史物語〜近世初頭編〜第二回

2/25(土)に春日部歴史物語〜近世初頭編〜第2回が行われました。
今回も春日部郷土資料館より学芸員の榎本博先生に講師としてお越しいただきました。
春日部歴史物語 近世初頭編第2回
前回を同様、古文書や分布図・年表などを使いながら戦乱の時代が終わり平和になりつつある当時の春日部がどの様に変化していったのかや、昔春日部にあった神社と徳川家との関係など、とても興味深く思わず聞き入ってしまう内容ばかりでした。

春日部にあった神社と徳川家の関係
参加された皆様も熱心にメモを取りながら解説に耳を傾け、イベント終了後には先生に質問をされている方もいたりと、皆さんの熱量を感じました。
過去様々な人が残してきた文書が今現代の私たちに過去の出来事を伝え、その時代の建物や木々が現代の街の中で私たちを見守ってくれていると思うと感慨深い気持ちになりますね。

中央図書館では歴史物語以外にも、大人の方でも楽しめるイベントを開催しています。
ぜひ気になるイベントがありましたら奮ってご参加ください♪

投稿日:2023年03月01日