★子ども司書講座を行いました★
2日間で行った「子ども司書講座」の様子をお届けします!
子ども司書講座の1日目は、おだやかに晴れた日でした。
「いつも使っている図書館ってどんなところ?」
「図書館で働いている人たちってどんなことしているの?」
図書館についてのぎもんの答えにも出会える「子ども司書講座」の始まりです!
まずは、「子ども司書」を目指して一緒に勉強や体験をするみんなで自己紹介でスタートしました。
図書館ってどんな場所でどんな役割があるのか、どんなことができる場所なのかを勉強していきます。
そして、図書館の中がどうなっているのか館内の見学です。
とっても背の高い本棚にぎっしり本が並んでいる書庫など、いつもは見ることができない所を見て回りました。
1日目のチャレンジは「装備(そうび)」という仕事の体験です。
図書館の本は、たくさんの人が手に取って読むものです。汚れに強く、長く使えるように丈夫にしなくてはなりません。そのため、図書館の本には、ビニールのシートを貼って本全体をコーティングしています。今回は、みんなに持ってきてもらった自分の本でコーティングに挑戦しました。
貼るときのコツや注意点を聞いて、みんな上手に仕上げられていましたよ!
2日目の「子ども司書講座」は、最初に本の住所について学びました。
図書館の本がどんな順番でどう並んでいるのか、実は決まりがあります。そんな図書館のしくみがわかる勉強時間です。
次に、その勉強した内容をさっそく使って「レファレンス」に挑戦しました。
「レファレンス」とは図書館司書のお仕事のひとつで、本や情報を探したり、そのお手伝いをするものです。
検索機を使ったり実際に本棚を見て、レファレンスの問題に合う本をさがしましたよ。
そしていよいよ、みんながよく見て知っている図書館の仕事の体験です。
図書館のイベントなどで「図書館でやってみたい事はなんですか?」を質問すると一番多く「やってみたい!」と答えが返ってくる「カウンターの内」のお仕事です。
今回は、カウンターで返却のお仕事に挑戦しました。
返却カウンターのお仕事は…図書館に返ってきた本を受け取って、ページの間に何かはさまったままになっていないか、汚れていないかなどを確認します。そして、本に貼ってあるバーコードの数字を機械で読みとります。
はじめはちょっぴりはずかしくて、とまどってしまったけど、慣れてきたらみんな大きな声で元気にあいさつもできていました!
カウンターの体験と交代しながら、本を本棚に戻す「配架(はいか)」の仕事体験もしました。
本の背ラベルに書いてある住所のとおりに、ちゃんと戻せましたよ。
2日目の最後は、修了式です。
こども司書講座を無事に終えて、みんな認定証をもらいました。
みんな2日間、お疲れさまでした!
さてさて!子ども司書になってのはじめてのお仕事をまた別の日に行いましたよ!
「特集展示」の設置です。
図書館に来る人たちに「こんな本もあるんだよ」とオススメの本を紹介します。
テーマを考えて、テーマにあった本を集めて。本が汚れていたらふいてきれいにして背ラベルをはって…と、本を展示する場所に並べるまでに、やることがたくさんあります。
たくさんの人たちに借りていってもらえるように、見やすくきれいにセッティングもして、特集コーナーができました!
さっそく、借りていく人がいましたよ。
このコーナーは、中央図書館の返却カウンター前に3月31日まで設置しています!
ぜひご利用くださいね!
皆さんのご来館をお待ちしています♪
投稿日:2023年03月03日